たいらりょうたのブログ

沖縄と性と仕事について考える26歳の日常記録

写ルンですで記録した3人暮らし

 

時代の生き証人として、今を生きるわたし

新型コロナ、ついに沖縄でも新規感染者が出た。

68日ぶりだとか。確かに観光客増えた感じするもんなぁ。

東京から入ってきたのかなぁ。

 

そして米軍基地内ではクラスター感染、らしい。

なんとなんと。アメリカから直輸入?

 

本当に大変な時代に生きているなぁと思う。

でもそれって時代の生き証人になるってことだよな。

確実に教科書に載るよね、このパンデミックは。

きっと2045年くらいになったら、

「あの時はね〜」って子どもたちに向けて語ってるんだろうな。

その時はホログラムで喋ってるかもね。

 

2020年4月、家にこもっていたわたし

また緊急事態宣言が出されるのは嫌だなぁ。

4月はずっと家に籠りっぱなしだった。

元々リモートワークだから、働き方自体にはそこまで大きな変化はなかったけど。

(あ、週一回やってた定例MTGもオンラインになったくらい、)

 

わたしは浦添に住んでいる。

はやとと2人暮らしだ。

 

はやとはわたしより5つ下。

ゲイ専用の出会い系アプリで知り合った。

ちょうど今年の4月から同棲を始めた。

まぁはやととの関係はまたの機会に書くとして。

 

4月中、わたしは家に篭り2LDKの1室を「オフィスぽん」

と名付け、MacBook Proをカタカタしていた。

 

一方ではやとはコールセンターのお仕事で、

新人指導のために出勤していた。

 

基本的にずっと家にいるわたしは、

リビングと寝室とオフィスぽんの移動。

はやとが帰ってくるまで無言。

 

退屈だった。

 

退屈すぎて、

Amazon prime videoとNetflixを契約した。

そしてつい最近、fire TV stickまで購入した。

おかげさまで、今では毎日enjoyしている。笑

 

映画やアニメ、ドラマを一気見した。

これまで見た作品を並べてみようかな。

 

映画

アニメ

 

ドラマ

  • SPEC
  • UPLOAD
  • 高い城の男
  • クィア・アイ
  • LAW&ORDER
  • モザイクジャパン

 

基本的に見た感想は、Twitter行きだ。

というか、見てる途中からTwitter行きだった。

溢れんばかりの感性をダダ漏れさせていた。

一個一個感想を書きたいが、それもまた次の機会に。

 

 

「怒り」を見た後に3人暮らしの尊さがフラッシュバックした

 

話が前後するが、はやとと同棲を始める前、

わたしは宜野湾でルームシェアをしていた。

よーてん、はるな、わたし、の3人暮らし。

 

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みな琉球大学で政治国際関係を学んでいた友人同士。

2018年の10月頃から、3人での暮らしは始まった。

 

さて、突然だが私からみなさんへクイズ。

 

 

Q.円満なルームシェアに必要なことは?

 

 

 

 

 

 

正解は、「お互い干渉しすぎないこと」である。

ルームシェアをしている先輩から聞いたので、間違いない。

そのためには部屋を分ける必要がある。

 

 

が、しかし。

わたしたち3人は、そんなことはしなかった。

3LDKの間取り全て共用スペース。

寝室も一緒、リビングも一緒。

 

理由はひとつ。

3人で暮らす意義は、コミュニケーションそのものだったから。

 

お互いを尊重し合い、丁寧に言葉を選んで、でも言いたいことはちゃんと言う。

そんなコミュニケーションが自然発生するように、

わたしたちは空間を区切らなかった。

ふすまを取っ払って、開放した。

 

元々同じ学問を学んでいたこともあり、

共通言語が多かった。

 

政治、性、社会課題、仕事、お金、悩み、恋愛、雑談

 

いろいろな会話を楽しんだ。

2人でも4人でも成り立たなかっただろう。

3人だったから成り立った。

 

誰ともなしに、話題が出る。

誰かがそれに応える。

さらに会話が重なる。

そんな空間は心地よかった。

 

 

 

prime videoで「怒り」という映画を見た。

沖縄が一部舞台になっている。

見終わった後になんとも言えない、処理仕切れない気持ちになった。

その時にふと頭に浮かんだのは、

よーてんとはるなの顔だった。

2人はこの「怒り」を見て、何を感じ、考えたんだろう。

 

その時にふと、

あぁ、わたしは3人での暮らしが大好きだったんだ

と気づいた。

はやとではなく、わたしではない誰か、でもなく、

よーてんとはるなの考えを、感じ方を聞いてみたい、と思った。

 

今、はるなとわたしは沖縄にいるが、別々の場所に住んでいる。

わたしははやとと同棲中だ。

よーてんは兵庫に行った。 

おそらく。

また一緒に暮らす時間がこの先訪れることはもうないだろう。

そう思うと一緒に過ごした時間が尊く感じた。

 

 

写ルンですで記録した3人暮らし

元々3人での暮らしは期限つきだった。

よーてんが大学を卒業するまで。

2018年10月から、2020年3月まで

暮らし始めた時からゴールが決まっていた。

 

 

ゴールが見え始めた2020年1月くらい、

だったと思う。

「せっかくだから、3人の暮らしを記録しよう」

誰かが言った。

 

1人1つずつ、写ルンですを買った。

何気ない日常を、お互い撮り合った。

 

そしてつい先日、

撮り終わった写ルンですを現像しに行った。

 

スマホで簡単に写真が取れる今、

写真を現像する機会なんてなかなかない。

 

紙に印刷された写真たちを見て、

懐かしさと、二度と戻れない儚さとが入り混じった気持ちがこみ上げてきた。

 

3人での暮らしは、わたしの人生の数ページに渡って刻まれる出来事だ。

掲載する写真を今から選んでおかなければ。 

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